設立の趣旨

1960年代後半、日本のハワイアンは消えかけていました。
銀座タクトも、70年頃にはハワイアンをやらなくなりました。
ところが、ハワイではその頃ハワイアンルネッサンスと言われた新しい時代がやって来ました。
ハワイアンがハワイアンとして目覚めた時代と言えるかも知れません。

あの伝説のギャビー・パヒヌイがあらわれ、ハワイアンの心をハワイ語で歌ったのです。
今となればあたり前かも知れませんが、それまでは,リゾート地ハワイの外国人や本土の観光客へのエンターテナー・ショーが人気ハワイアンミュージックだったのです。

ギャビーに続いて、サンデー・マノア、カントリー・コンフォート、オロマナ、フイ・オハナ、ケオラ&カポノ、サンドイッチ・アイル・バンド、ピーター・ムーン・バンド、ブラザーズ・カジメロ、マカハ・サンズ・オブ・ニイハウ、ハパ等次々と現れました。

最近ではケアリー・レイシェル、シスター・ロビ, テレサ・ブライト、ナレオ、ウイリーK、アレア、マウナルア、エイミー、ジェイク・シマブクロ、ナ・パラパライ、マカナ等が活躍しています。

日本ではフラがカルチャースクールの花形として定着、ウクレレもいつのまにか大人気。それに誘われるようにハワイアンバンドも各地で広がりを見せています。
もちろんハワイ旅行は永遠に人気の中心です。
こうした背景からか、ハワイ音楽の広がりも複合的に活発化しています。

時代はハワイ音楽、ハワイ好き、の人たちの情報交換の場所を要求しています。

ここに、ハワイ音楽、フラ、ウクレレ、ハワイ語、文化、歴史などハワイに関する情報交換のフリーポートとして、ハワイ音楽研究会が、2001年3月2日スタートした次第です。